キッチンデザインへのこだわり
住む人の希望を反映させながら設計できる注文住宅では、動きやすいキッチンを作ることができます。キッチンデザインにおいては、作業スペースを十分に確保することで、複数の人がキッチンに立って料理をしたり、作業を並行して行ったりしやすくなります。調理のしやすさのみならず、料理を仕上げて盛り付ける作業に至るまでの一連の動作がスムーズにできるように工夫して設計することが大事です。キッチンを独立した空間にするのか否かという点については、十分に検討を重ねるのがおすすめです。ダイニングやリビングとの間に仕切りがあれば、作業に集中しやすい一方で、調理中にダイニングやリビングにいる人と会話をしづらいというデメリットも生じます。家族でしっかり話し合って決めるようにしてください。
家づくりのコンセプト
家づくりにおいては、個々の空間のあり方を検討すると共に、家全体のコンセプトを考えることも大切です。全体として調和の取れた住まいにするために、予めコンセプトを決めてから細かな設計をする方がよいでしょう。ナチュラルテイストでぬくもりが感じられる家、スタイリッシュで機能性の高い家、といったテイストを決めておくと、部屋ごとのインテリアや設備を考える際の指針にもなります。家づくりのコンセプトを決める際には、インテリア雑誌なども参考にするといいですよ。気になるインテリアがあれば付箋を貼っておくなどして、こまめにチェックをする習慣を付けて、理想の住まいづくりのアイディアを練るようにしてください。
細長いの家は、狭くて限られた土地にも建てることができる住宅のことで、狭小住宅とも呼ばれることがあります。